昔は矯正治療をしていると目立つのがいやだという人もいました。しかし最近の矯正歯科では様々な工夫がされて、治療を始める人も増えてきています。矯正歯科ではいきなり装置をつけるのではなくまずは相談から始まります。小さな子供さんなどは装置をつけるのがいやだと歯医者自体に通うのを拒否する場合もあります。
まずは説明でどのような状態の歯並びであるか、治すためにはどのような装置を使うのかなど詳しい説明があります。期間や費用についても大切ですのでわからない点があれば質問しましょう。ある程度説明を受けて治療を始めると決めた場合には検査をします。歯やあごのレントゲンをとって歯型の模型をとります。
次に矯正歯科に来た時にそのデータをもたに詳しい説明があります。自分の歯のレントゲンや歯型などをじっくりと見る機会はあまりないでしょう。あまり治療に乗り気ではなかった子供さんも自分の歯のがたがた具合を見て積極的になるということも多いです。奥歯につける拡大装置はあまり目立つことはありません。
大人の人で前歯のワイヤーが目立つのが嫌という人には白いものをあります。追加料金になりますので一定期間だけと割り切って銀色の装置を付けるという人も多いです。ファッション感覚でカラフルなものを選ぶ人もいます。昔は矯正のイメージはあまり良くなかったかもしれませんが、今は歯に関心がある人も多く、芸能人やモデルさんも矯正をしている人も多いのでうらやましがられることもあるでしょう。